masaru
2007年08月05日
01:15
DoKonjo okinawa店 改装しました
どうもMasaru Holmerです。復帰してから直ぐに改装作業に
着手しました。
もともとは改善しないといけなかった点が溜まってまして、その
作業を含めて店舗のテーマも変更してみました。
全体をおもちゃっぽいテイストに変えて2Fを取り払い、以前より
開放感のあるディスプレイになってるかと思います。
いらない飾りもイッパイありますw
以前置いていた商品ですが...素でおいていた商品をベンダーに
入れ込んでますので、ベンダーをいじってみてください。
そういえばこのブログで一度も座標書いて
なかったですね。
DoKonjo okinawa店
http://slurl.com/secondlife/Okinawa/135/239/28
よかったらイラッシャイ!めんそーれ!
さ、無駄に行が余ってるので意味のない話でも...
追記をみてね
今回の追記はオマケみたいなもので宜しくメカドック。
前回書いてたと思うんですけど、地元福岡でやってるボランティアの活動で
1ヶ月ぐらいドタバタしてまして、やっとこさ出来た空き時間に映画を見に行ってきました。
「レミーのおいしいレストラン」(あってる?)
うーむ、やっぱりピクサーはすごいなぁと。
あっちのアニメーターの方の描くキャラクターやオブジェクトまで、非常にきれいな
曲線、ラインの美しさがあるなぁ・・・・と感心しておりました。
線のバランスの良さがあるから、ピクサーのキャラは水墨画の様なタッチや、毛筆の筆なんかでも
その面影を失うことなく表現されます。
んで、やっとSLにログイン出来てふと思ったのです。
SLの世界ってどうなんだろう・・・って
何気に飛び回って思ったんですが、アバターに関していえば皆個性的で独創的なものもあるし
世界観を感じるものすらありますが、建物についてはまだまだそうでもないんじゃないかなと・・・
「特に日本のSIMは海外より課題が多いかも?」
SLはその特性上、現実世界(RL)のパラレルワールドの様な面を持ち合わせてる気がします。
「SLでしか出来ないことを!」の様なテーマで盛り上がってる地域はその独創性と世界観が
生き生きとしていてとても魅力的ですが、テーマの漠然とした地域に足を運ぶと、RLに似た
景観が広がっていますが、別にRLそっくりを目指しているわけでもなく、ただ「昨日見た夢の
景色のような輪郭のはっきりしない町並み」になりがちなのかなぁと思いました。
そいう中だからこそ、しっかりとテーマを持ったお店は一際輝いて見えるのでしょうね。
しかし、町としてみた時には、ある程度の箇所に活気のある場所やしっかりとした店舗や
スペースの存在がある方がいいのだと思います。
人の記憶なんていい加減なものだから、印象で覚えていきますし、時間がたてばその印象に
色がついてとんでもない脚色をしだします。
少しでも「活気があったなぁ」とか「綺麗だったなぁ」とかいう印象を残したほうが言いに決まってます。
ここでね、ふと思うのですよ、みなさんヨーロッパの写真を見たりして、「ローマの町って綺麗だなぁ」
とか「ロンドンの雰囲気っていいよね」とか思いません?(現地に赴かれた方はどうでしたか?)
あの景観を維持するためにロンドンなんかでは、「公衆トイレを地面に収納していて、トイレ用の時間帯だけ地面からサンダーバードよろしくの勢いでニョキっとせり上がって来る」のですよ。
新しくトイレなんか作ったら広場の景観が壊れるかららしいです。
そういった徹底した景観維持の努力であの姿は保たれています。
しかし残念ながら古くは工業、その後は経済国として地域開発を進めた日本には古くからの
様式は失われ、先進的なものと旧式のものが入り混じり、日本の雑居ビルの通りなんかは
海外の方からは考えられないようなカオス化が進みました。
強いテーマが無いんです、あえていうならば日本の街は「様々な趣味が複雑に密集する」という
特性があるかもしれませんが、これが今の「SLには不向きなんです」。
SLでは一つの建物に複数の事業者がそれぞれのスペースや店舗をキチキチにくっ付けて
営業するような形態は珍しいです。(ショッピング”モール”と呼べるようなものならありますが...)
スペースの使い方はやはり欧州タイプの使い方がSLではベストなようです。
アジアタイプの景観や街づくりは難しいと思います。
(フェイクの看板や店舗で見た目だけは簡単に作ることは出来ても・・・)
そうしたときに日本人は意識しないうちに不思議な混乱にに縛られながら、お店を立てるのです。
あなたがある都市型SIMに土地を借りて、SIM側から特にテーマもらわずにお店を建てるとします。
「都市のSIMだし、なんとなくRLの建物に似た感じで建てるんですが、なんかしっくりしない、使いにくい・・・」
「だってSLの土地利用と日本の建造物はマッチしないから・・・」
「じゃぁ、どうしたらいいの?」
その回答が街に転がっています。
右往左往の結果、近未来(?)的になったり、積み木のようなものだったり、建物らしさをなくしたり、
マンガでみたようなデザインだったり、海外の様式で建ててみたり、オリジナルの様式を使ったり。
個人が回答を出していく結果、それぞれいろんな方向に発展していき、街全体の景観とは
違った方向に突き進んでいく結果になりそうだなと・・・・。
やっぱりSIMにはある程度のテーマが必要です。
オタク文化のSIMだったり、サイバー系の近未来都市であったり...
そうすればそこにくる事業者は、自然とソレを意識した店作りをしていきます。
そのほうが彼らにとってもやりやすいからです。
そしてやがて地域全体が共通性を持った大きなコミュニティへと発展していくのだと思います。
ボクはokinawaが好きです。
海と琉球文化に囲まれた南国の楽園。
それだけで十分すぎるほどのテーマ
僕らがTVや映画やパンフレットで刷り込まれたイメージは、SLの中のokinawaを作っていく
人間の中に共通のイメージを作り出します。
挨拶はめんそーれ。
昔、日本で始めてのディズニーランドである「東京ディズニーランド」がオープンするときの話です。
当時新社員研修を行った職員でさえ、もちろん幼少期にディズニーランドで過した経験など無い
大手の流通関係会社の元社員でした。
彼は研修を進めていく中で、あることに驚かされます。
それは、職員からアルバイトにいたるまで、志望してきた人たちはみな海外のランドこそ行ったこと
無いものの、皆ディズニーアニメを見て育った人たちだったのです。
彼らは研修が始まって直ぐの段階ですでに、自分たちがどう振舞うべきか知っていたのです。
普通の企業研修ではありえない状況で、研修担当の職員は驚きます。
「ディズニーの世界がどういうものか、皆が共通のイメージを持っている。
だから、その一員となった自分がどう振舞えば良いかが自然と分かってくるのです。」
テーマ・・・
そしてボクはお店をピクサーのアニメーションを意識した概観にしてみた、
全然ぽく無いかもしれないけど。
そしてokinawaっぽさは皆無になった。
共通のイメージや、テーマ、認識の前に、
まずその事業主がそれに配慮できる人間かどうか、見極められたし。